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東京都港区の歴史
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所在 東京都港区芝公園4-7-35 (増上寺)

熊野三所大権現宮
      (ゆやさんしょだいごんげんぐう)

 増上寺鎮守中最大なものとして、本殿拝殿あり、大きさ不明なれど東照宮に次ぐものなりと云う緑山志によれば、火災ありしも、明暦以来焼けたる事なし。




 < 御神体 >

三本足の烏 八咫烏やたがらす

 『神々のお使い』

日本書紀によると
 神武天皇が天下統治のため紀の国(和歌山県)の熊野に上陸した際に、東征中の荒れすさぶる中で道に迷った時、日輪の中の天照大命より「天から八咫烏やたがらすを使わそう。その八咫烏が道案内をするであろう。八咫烏の飛びゆく後ろに付いて行きなさい。」というおさとしがありました。
そうして無事山越えを出来たという、まさに神のお導きという言い伝えが残されています。



 『日輪の中に三本足の烏』

 ルーツは中国で、太陽の中に三本足の烏が住む(おそらく黒点であろう)と考えられ、太陽は烏によって空を運ばれるとも考えられました。
 烏の足を三本とするのは、二本足は陰数の為、陽の数である『三』こそが太陽にふさわしいと考えられます。
 日本に於いても、三本足の烏が太陽の象徴であると伝わったと推測されます。
 また時代によっては、『地・仁・勇』或いは『天・地・人』を表すとも言われています。
 日の神、天照大神の子孫である天皇が三本足の烏と八咫烏が習合し、熊野の烏も三本になったものと考えられます。




 『シンボルマーク』

 天皇の即位の礼に立てられるのぼりの紋様には八咫烏が使われたそうですし、また天皇の礼服の紋章には、日輪の中に八咫烏の刺繍が施されているそうです。
 近日身近なところでは、サッカー日本代表が着ているユニフォームの胸に付いておりますマークも八咫烏です。すなわち日本サッカー協会のシンボルマークとして用いられております。
 日本サッカーの成長と勝利への導きを願っております。
 私共大本山増上寺みこし講も、昭和49年(1974)に発足当より八咫烏を代紋とさせて頂いております。お祭りの御神輿を通じて、結集した四百余名が大本山増上寺より護国豊穣、天下泰平を導いて頂きたいと祈願しております。このたび、みこし講発足30年を記念して熊野神社(境内)修復改修工事をさせて頂きました。今回の工事の際にみこし講の大柱の前に、この水舎に向って三箇所の烏の足跡(保存有)が付いていたという縁起のよい事がありました。当熊野神社にも本物の八咫烏がいると信じていこし講一同も八咫烏のお導きを頂いてより高い志をもって、一層の努力を心掛けてまいります。
 皆様のご多幸とご発展をお祈りいたします。

    大本山増上寺 熊野みこし講
      
         世話人  




 熊野本宮大社  家津御子大神けつみこのおおかみ

 熊野那智大社  大己貴命おおなむらのみこと

 熊野速玉神社  伊弉諾尊いざなぎのみこと

 以上の三御神体を祀り、故綿貫次郎翁のご指導により
「大本山増上寺熊野ゆやみこし講」を起こし、護持・奉賛しております。
祭禮は毎年3月3日に古式にのっとり行われていましたが、近年は4月第3日曜日に定まる。
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