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東京都港区の歴史
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所在地 港区白金台1-2-37 (明治学院大学)

港区指定有形文化財(建造物)
 明治学院礼拝堂
            平成元年(1989)10月25日指定



 1903年(明治36年)建築のミラー記念礼拝堂が度重なる地震のため地盤沈下し破損、危険となったため、サンダム館2階の講堂が礼拝堂として使用されていた。ところが1914年(大正3年)11月24日にこのサンダム館も火災のため焼失し学院は礼拝を行う場所を失った。そこで、礼拝堂の建築が急がれた。
 井深梶之助総理とインブリー博士は、理事会に諮り建築資金の調達に奔走。米国プレスビテリアン(長老派)、リフォームド(改革派)の両ミッションに上申書を送り援助を懇請した。その結果、セベレンス氏からの寄附があり、それが資金にあてられた。
 ミラー記念礼拝堂の前例があるので、特に基礎工事を堅固にし、1915年(大正4年)11月30日に定礎式を行い、当時来朝中のプレスビテリアン外国伝道局主事スピーア博士が礎石をすえた。工事は順調に進行し、翌1916年(大正5年)3月落成。同3月27日には卒業式をかねて献堂式が行われた。建坪は約375平方メートル。建築様式は英国式、設計はウォーリス会社であった。
 その後学生数の増加に伴い狭隘となったので1920年代の末に両袖を拡張、十字架型とし、さらに講壇の一部を改造した。1966年(昭和41年)2月19日に、西独ヴァルカー社製作のパイプオルガンが設置され、奉献式が行われた。
     明治学院大学 
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