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東京都港区の歴史
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所在地 港区高輪4-10-23 (高山稲荷神社)

 御祭神 宇迦御魂神(食物主宰産業神)
 例祭日 9月15日

高山稲荷神社は京都伏見稲荷大社の御分霊・正一位福聚稲荷大明神の御神霊を祭祀しております。往時の文献によれば今から凡そ500年前当地域に神社の建立を御勧請し神社を建立したと記されております。当時高輪の地形は小高い丘陵で社殿は二百数十段の石段の山峰に位置し山上の神社故高山神社と称されたと伝えられております。現在の社殿前方品川駅一帯は見晴らすかぎり海辺がつづき遠く房総方面より往き来する舟の目標となったものと記されております。



明治初期毛利公爵が当地に邸宅を構えるに及び同家より広大な敷地の寄進があり境内からの眺望は目を見張るものがあったと思われ明治天皇が京都より江戸への遷都に際して当所で御休息・御野立をなされたと伝えられております。
大正12年(1923)関東大震災後国道の拡張に伴い約15mの境内を失い参道も(旧参道は現在地北側約32m先の石畳道路に面しており南方へと向かって石段を昇った)現在の方位に移り増したが歴史の流れと共に社殿の損傷も著しく昭和の初期諸先輩の努力により高山神社奉賛会を設立し氏子一同の熱心なご協力により昭和6年(1931)9月吉日社殿の御造営を落成し現在の荘厳な新社殿を仰ぎ見るに至った。当社は古来高輪南町・下高輪町(旧中町)の鎮守の神として氏子町民の信望を集め毎年9月15日を期し賑やかに大祭の行事を執行致しております。
昭和63年(1988)に至り約60年間風雪に耐えた神社大鳥居並社殿内外の大改修の必要にせまられ茲に奉賛会会員並氏子一同の絶大なる御強力・御奉納により改修の完成を見るに至った。当神社は数百年来鎮守の神として氏子町民の守護神として信望を集め強いては全人類の平和と幸福を祈り国家の隆昌と子孫の繁栄に御加護下さる由緒ある神社です。
  昭和63年(1988)9月吉日建立 
          高山稲荷神社奉賛会



境内には『石燈籠(おしゃもじさま)(港区文化財)』があります。


History of The Takayama Shinto Shrine

  The Takayama Shinto Shrine was built at the end of 15th century on a hill near Shinagawa station.
There were some two hundred stone steps from the street up to the oratory.As the sea was just behind the station at that time the shrine was regarded as a landmark for ships.
  In the beginning  of the Meiji era(1868-1912)  it was moved to this site by Duke Mohri who contributed agood part of his land for the relocation of the shrine. It is said that Emperor Meiji once rasted here on his way from Kyoto to Tokyo. After a big earthquake in 1922 the shrine lost a parl of its grounds because of the expansion of an adjacent national road.
Later, in 1931, the oratory was rebuily by the parishoners.
  The god of The Takayama Shinto Shrine protects our neighbourhood, ensures our health and prosperity, and fosters peace throughout the world.
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