東京都港区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 所在地 港区芝公園4-7-35 (増上寺) 港区指定有形文化財(建造物) 増上寺景光殿(旧広書院)表門 平成17年(2005)10月25日指定 桟瓦葺の屋根を持つ一間一戸の四脚門(平唐門形式)です。一時期、明治42年(1909)の火災により移転した護国殿の中雀門として、三解脱門を入った左手に立地していましたが、建築当初の位置は明らかではありません。現在地には昭和53年(1978)に移築されました。 正面の蟇股には表裏両面に三葉葵紋が刻まれ、側面の蟇股は内側のみに葵紋が彫られ、外側は板状となっています。また、鬼瓦と留蓋瓦にも葵紋が付されます。 虹梁絵様の形は十七世紀末から十八世紀前記の特徴を示し、増上寺水盤舎(清揚院霊廟から移築)のものに類似しています。徳川家光次男、甲府宰相綱重(1644~1678、法名清揚院殿)は、宝永2年(1705)に伝通院から増上寺に改葬されており、この門も近い時期に建てられたと考えられます。 本建築は、徳川家菩提寺として隆盛を誇った増上寺の往時の華麗さを伝える数少ない遺構の一つとして貴重です。 平成17年(2005)10月25日 港区教育委員会 PR |
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