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東京都港区の歴史
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所在地 港区芝公園4-7-35 (増上寺)

   安国殿と黒本尊
 この建物は徳川家康公の法号「安国院殿」からその名をとっています。「安国殿」とは現らい家康公の尊像を祀る御霊屋を意味していましたが、戦後の復興に伴う増上寺境内堂宇整備の一環として、昭和49年(1974)当時の仮本堂をこの地に移転し、家康公の念持仏として有名な「黒本尊阿弥陀如来」を安置し「安国殿」と命名しました。
 建物の老朽化に伴い、平成23年(2011)法然上人八百年御忌を記念し、念仏信仰の拠点として家康公が成し遂げた天下泰平の世(安らかな国づくり)を願い、新たに「安国殿」を建立しました。
 「黒本尊」は当山の秘仏で、正月、5月、9月の各15日、年3回行われる祈願会の時だけ御開帳されます。また両脇陣には、家康公肖像画、徳川家位牌、和宮像、聖徳太子像、仏舎利などが祀られており、庶民の信仰の中心として親しまれています。

  安国殿
徳川家康公の念持仏として有名な、秘仏「黒本尊阿弥陀如来」が祀られています。黒本尊は家康公が深く尊崇し、そのご加護によりだび重なる災難を除け、戦の勝利をおさめ、天下統一の大願を成就したという霊験あらたかな阿弥陀如来像で勝運や、厄除けの仏様として江戸時代以来、広く人々の尊崇をあつめています。

Enshrined in this building is the Black Image of Amida Buddha,which was deeply worshiped by Ieyasu Tokugawa,the 1st Tokugawa Shogun.Since the Edo Period,it has been widely revered as a Buddhist image which brings victory and wards off evils.For this reason,it also used as a prayer hall.
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