東京都港区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 所在地 港区高輪2-16-22 (願生寺) 港区指定有形文化財(歴史資料) 牛供養塔 及び 二千七百六十人之霊供養塔 平成20年(2008)9月9日指定 牛供養塔は、願生寺門前の車町の牛屋七家によって、牛供養のため元文3年(1738)に建立されたのをはじめとします。車町は属に牛町ともいい、江戸幕府が江戸城増築などの際に重量物の運搬をするために招いた京都牛町の牛屋をこのあたりに常住させていました。現在の塔正面に刻まれた「南無阿弥陀仏」の題字は江戸時代中期の高僧祐天上人(1637~1718)の書を写し刻んだもので、文政11年(1828)に建立されたものです。祐天は、将軍から庶民にいたるまで生き仏として尊敬された人物で、その功徳と願って筆跡を写し、建てられたものと思われます。 二千七百六十人之霊供養塔は、元禄2年(1689)から文政13年(1830)3月15日までに無縁となった人々の霊の供養のために文政13年(1830)に建立された供養塔です。碑正面には牛供養塔と童謡に祐天承認の筆跡を写した「南無阿弥陀仏」の文字が彫られています。 江戸出唯一の牛町の存在を伝える歴史資料として、また庶民の信仰を示す資料としても貴重といえます。 港区教育委員会 PR |
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永山
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