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東京都港区の歴史
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所在地 港区三田4-16-20

港区登録有形文化財(古記録)
  亀山碑
        平成14年(2002)3月15日指定

 古くから地簿意正五郎博士等によって古墳と指摘され、広く知られていましたが、詳細な学術調査が行われず、古墳であると決めることはできませんでした。昭和45年(1970)・昭和46(1971)、港区教育委員会が主が体となり、慶応義塾大学が測量調査および発掘調査を実施した結果、この塚が古墳時代以後に築造されたことが明らかとなりました。さらに平成14年(2002)・平成17年(2005)・平成18年(2006)に、港区教育委員会が亀塚と周辺の調査を実施し、亀塚の構築状況を明らかにしました。しかし、埋葬施設や周濠の存在は明確ではなく、依然として古墳と断定することはできていませんが、その可能性は高いと考えられます。



 また、平安時代に書かれた『更級日記』に見える竹芝寺の伝説地とも伝えられ、文明年間(1469~1487)には、太田道灌が斥候(ものみ)を置いたと伝えられています。江戸時代には、この地を屋敷地としていた沼田城主土岐頼熈が、これらの旨を記した「亀山碑」を頂上に建て、現在に伝えています。
 平成19年(2007)3月31日  
  港区教育委員会 港区環境・まちづくり支援部

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