東京都港区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 所在地 港区赤坂4-3-5 (浄土寺) 港区指定有形民俗文化財 銅造地蔵菩薩坐像 平成5年(1993)9月28日指定 左手に宝珠を、右手に錫杖を持ち、跌坐している。ひとびとはこの世で犯した罪業により、六道を輪廻して地獄におちると信じられていた。地蔵菩薩は、その地獄道にあって、衆生を教え導き、救済するといわれ、広く民間に信仰された。一般には六道に合わせて「六地蔵」の名が親しまれたが、六体で一具という限定はあるわけではない。 本像には、像身・台座に数多くの刻銘がある。それによれば享保4年(1719)2月23日に、勧進僧地蔵坊正元・赤坂一木浄土寺の往持観誉らを中心に、945名の信者合力を得て作成され、鋳物師は、太田駿河守正義である。正元は、同様の形のいわゆる「江戸六地蔵」を、各所につくっているが、本像はその中には含まれていない。 江戸時代中期における地蔵信仰のあり方を伝える資料として、また、港区における民間信仰の実態を知る資料として貴重である。 東京都港区教育委員会 PR |
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永山
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