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東京都港区の歴史
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                          大雄宝殿(だいおうほうでん)

所在地 港区白金台3-2-19 (瑞聖寺)

 禅宗 紫雲山 瑞聖寺

 山手七福神
  布袋尊

国指定重要文化財(建造物)
 瑞聖寺大雄宝殿
       通用門
一棟
          平成4年(1992)8月10日指定

 紫雲山瑞聖寺は、江戸で最初の黄檗宗の寺院で、寛文10年(1670)から建設に着手し、翌寛文11年(1671)諸堂が完成しました。創建伽藍は享保11年(1726)と延享2年(1745)の2回の火災で大きな被害を受けましたが、文化年間(1894~1818)に再び整備されました。
 大雄宝殿は黄檗宗寺院の中心的建物で、身舎の外側に裳階を廻らせ、身舎の屋根は入母屋造、本瓦葺で、寺格にふさわしい雄大な規模を持つ黄檗建築の仏殿です。棟札から宝暦7年(1757)の再建と推定され、その後、何度か修理が行なわれました。二重屋根の外観や細部意匠に黄檗建築の特徴を保ちながら、組物の簡略化、正面吹放部分の化粧軒裏天井、背面一間通りの吹放、内部の両脇に畳敷床を設けるなどの特徴があり、江戸市中に残された数少ない本格的仏堂建築と」して貴重な存在です。昭和60年(1985)から63年間にかけて解体修理が行われ、仏壇回りを除いて往時の雄大な姿が再現されています。
 紫雲山 瑞聖寺



港区指定有形文化財(絵画)
  涅槃図
        平成4年(1992)10月28日指定

港区指定有形文化財(絵画)
  涅槃図
        平成13年(2001)10月23日指定

港区指定有形文化財(彫刻)
 木造釈迦如来像阿難像・迦葉像
        昭和63年(1988)10月26日指定

港区指定有形文化財(書跡)
  瑞聖寺所蔵墨蹟
        平成2年(1990)10月24日指定

港区指定有形文化財(歴史資料)
  伝真柄直基所用 野郎頭兜
        平成9年(1997)10月14日指定

港区登録有形文化財(歴史資料)
  鉄牛禅師関係遺品
        平成13年(2001)2月14日指定
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